リップスケートとは?
リップスケートの紹介YouTube動画
リップスケートはリップスティックと同じメーカーであるRazor社が生産している製品です。

リップスティックと同じように前後に2枚のボードがあり見た目はそこそこ似ていますが、一番の違いはこの前後のボードがトーションバー(センターパイプ)ではなくトレーニングバーでつながっていることです。このトレーニングバーは簡単に外すことができ、このバーを外すことにより独立したボードとして、より自由に動くことが可能になります。初めはバーをつけて練習し、慣れてきたら外して使用するものです。あくまでもトレーニングバーはトレーニング期間のみ使用するつくりになっているのであまり頑丈ではないのかもしれません。

また、リップスティックでは1ボードに1つのウィールがありましたが、このリップスケートは1ボードに2つのウィールが縦列に設置されています。

日本で現在販売しているのはRazor社の代理店の一つである「ラングスジャパン」のみです。
しかし、実はこのリップスケートという商品は現状工場が生産をやめてしまったらしいです。
リップスケートは工場が生産をやめてしまいました。
しかしながらラングスジャパンはこの製品が日本の子供たちにのバランス感覚を鍛えるために非常に良い製品であると確信していますので世界中のリップスケートを持っているレーザー社の輸入代理店からすべてを購入し日本でも販売を続けることにしました。
ですので、今やリップスケートは世界において非常に希少なスポーツ用品となってしまいました。
引用:ラングスジャパン公式オンラインショップ
とあるように世界中のリップスケートを買占め販売をしているとのことなので現状日本でしか手に入らない製品のようです。
リップスケートの乗り方
1.トレーニングバーあり
まずは、トレーニングバーをつけて練習します。
リップスティックなどのボードにすでに乗ったことがある人にとっては乗ること自体は簡単だと思います。しかし、リップスティックは前後のボードがセンターパイプでつながっているためツイストするよう乗りますが、このリップスケートは形状を見てもらうと分かるようにバーがツイストするように設計されていないためリップスティックと同じような乗り方をするとバーが壊れそうになります。
子供に貸したらものすごいツイストしてましたが、間違った乗り方なので絶対にやめましょう!
たぶんその乗り方だとリップスティックと同じような加速にはならないと思います。
具体的な乗り方としてはひねりをせずに足を前後にずらしていく感じです。わからないですかね?こうDJのパフォーマンスのような↑↓↑↓って感じです。
これである程度進めるようになったらバーを外して乗る練習です。
2.トレーニングバーなし
私がトレーニングバーなしで一番初めに困ったことがまず立てないことでした。
バーがあると片方のボードを立てるとつられてある程度固定されるのですが、ないと前足のボードがふらふらして後ろの足を乗せることができない!なんじゃこりゃ!状態でした。
たぶんリップスティックに乗るときは皆さん 1.前足を乗せ 2.ボードを水平にし 3.前に蹴りながら後ろ足を乗っける というステップで乗っている思いますがそれがうまくできませんでした。
そこで簡単な方法を伝授します!!!
まず2枚のボードを前側に傾けておきます。そして両足を真ん中に合わせてかかと側が浮いた状態をキープします。(ちょうどリップスティックを降りる状態です。)そして後ろに体重をかけてボードを2枚とも水平にします。一応同時ではなく前⇒後ろでも問題ありません。
リップスティックはつま先がわから乗り、リップスケートはかかと側から乗る感じです。
そうすることに簡単に乗ることができます。
立てた後
これでようやくバーを外してボードに立てたとこですが、進み方は足を同じ高さで前後にすると前に進みます。カーブの曲がり方などは基本的にリップスティックなどと変わりません。
しかし、バーがないとボードの間隔を足で調節しないといけないので、最初はかなり内股に力をいれて乗ることになると思います。慣れてきたらあまり力を入れなくてもできるようになりますが、初めは余計な力が入ってしまい、筋肉痛などにはご注意ください。(動画ではあえて広げて閉じてを繰り返してエクササイズをしていましたが、本当に間隔を保つのが難しいです。)
まとめ
実際にトレーニングバーがなしで乗りなれてくると、トレーニングバーをつけると乗りづらくなります。ボードの動きに制限がかかってしまうので基本的には乗り方がわかったらバーは必要ないと思います。
ウィールが1つのボードに2つ付いているので操作性は少し重い感じがしますが、リップスティックデラックスミニやリップスター以上に小回りが利きます。
こちらはすでに生産中止の製品のため、幸いHPなどで購入が可能のようですがいつまであるのか全く分かりません。
販売も日本限定のようですし、何よりリップスティックより確実に難易度が高いのが気に入りました。
転倒の危険がありますので、練習の際はきちんとヘルメットやサポーターを付けてから遊ぶようにしてください。