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【3Dプリンター】ベイブレードを作ろう!第4弾『円形リング/超王』

2020/06/08
 


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この記事を書いている人 - WRITER -
福岡在住。現在小学生の息子と娘の2児のパパ。 熱しやすく色々なものに手を出しては広く浅く経験値を増やしていきたい。 一度しかない人生だから楽しんだもの勝ち!がモットー。 ものつくりが大好きで変な工具が少しずつ増えているのが悩み。

こんにちは、ハムすけ(@sorahainu)です。

スパーキングッ!スパーキングッ!

 

超王シリーズが始まって2か月が経過しようとしていますが皆さんたくさん回していますか?

超王シリーズのレイヤーは「スパーキングチップ」「リング」「シャーシ」の3パーツから成り立ちレイヤーの形を決める重要なパーツがリング部分です。

そんなリング部分をいつものFusion 360で作っていきたいと思います。

以前作成した真円レイヤーは単体でレイヤーとして機能していましたが、今回のリングに関してはスパーキングチップとシャーシが必要になるので単体では回すことは出来ないのでご注意ください💦

今回のデータはあくまでもハムすけが使用している3Dプリンターで印刷して成功したものであるので、うまくいかなくても怒らないでくださいね(ノД`)・゜・。

もしこの通りに作成してうまくいかなければご自身のプリンターに合わせてデータを修正ください。

 

基本的なデータや使い方などは以前書いた記事を参考にしてもらえればと思います。

 

それではサクっと見ていきましょう!

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円形リングデータの作り方

完成形

★印刷物★

★立体データ★

★スケッチデータ★

スケッチデータの作成

1.スケッチの作成

2.円を描く

「円」「中心と直径で指定した円」で中心に「11.00mm」「15.00mm」「23.60mm」「28.80mm」「32.90mm」「37.10mm」「38.80mm」「41.00mm」「43.00mm」の9つの円をスケッチします。

円が書けたら動かないように固定します。(これはしなくてもいいかもしれませんがずれると後々手間がかかるのでしています。)

あと指定した直径を「deleteキー」で消しています。これはスケッチ上に数字がたくさん並ぶと見えづらくなるためです。

3.直線を描く

「線分」でX軸・Y軸に十字の線を入れておきます。

そして43.00㎜円状から中心に向かって「12.0°」「20.0°」「42.5°」「47.5°」の線を描きます。

中心と一致させるため上段にある「拘束」の中から「一致」クリックします。

そして、「先ほど引いた線」「中心」をクリックすると。線が中心部に移動して固定されます。

続いて41.00mm線上に同じく「55.0°」「60.0°」「68.5°」「82.5°」の線を引き中心を合わせます。

4.ミラーでコピー

基本的に左右対称のためミラーを使って反対側へコピーします。

※ただし60.0°」の線だけはコピーをしません。

「作成」-「ミラー」を選び、オブジェクトを選択します。

「ミラー中心線」はY軸の中心に引いた線を使用します。

コピー出来たら「線分」で2本線を追加したら準備OKです。

5.トリムで線を除去

「修正」-「トリム」で必要ない線を写真の様に除去します。

除去しなくても問題ないのですが、線が多すぎると押し出しの時に困るので見やすくしています。

また、「43.00㎜」以上であれば問題ないですが、リングの外周部分を追加します。今回は「50.00㎜」にしています。

出来たら「円形上パターン」でコピーするので下半分も写真のように消してしまって大丈夫です。

6.円形状パターンでコピー

「作成」-「円形状パターン」を選択し、オブジェクトは上半分を選択します。全部含まれるようにドラッグすると楽です。

中心点は中心を選ぶと大体OKなんですが、今回なぜかできなかったので、先ほど追加した50.00㎜円に設定したらできました。なぞだ。

デフォルトだと数量が「3」になってるかと思いますが、「2」を入力すると写真の様になります。

「スケッチを終了」をするとスケッチデータの完成です。

立体データの作成

1.上部作成

「押し出し」ボタンをクリックして、必要なプロファイルを選択します。

上部への押し出しは「2mm」です。

2.下部作成

続いて下に引っ張る部分を選択します。

距離は「ー4mm」です。これでリングの厚みは「6mm」となります。

この辺りはデザインによって変わってくるので絶対に6mmでなくてはならないことはありません。

3.チップ部分の修正

続いてチップのはまる部分を少し下げます。

押し出しで下げる部分を選択して「-0.5mm」を入力します。

4.シャーシとぶつかる部分の修正

続いて下から見るとわかりやすいですが、シャーシの出っ張りのある部分を凹ませるため押し出しで写真の2か所を選択します。

そして「1mm」切り取ります。

5.ストッパー部分を作成

まず下部分に4mmだけ出ている4か所を「押し出し」で選択します。

「開始」-「オブジェクトから」で一番下の面を選び、「1mm」切り取ります。

続いて同じ部分を今度は上から「2mm」切り取ります。

これでこの部分には「1㎜」分のみ残っていることになります。

立体データの完成

これでリングの基本パーツは完成です。

stlデータ化して、スライスソフトでg-codeデータに変換すれば印刷可能です\(^o^)/

一応ハムすけは「修正」-「シェル」で角ばっている部分を気持ち丸くしています。

0.25㎜とかなのでほとんどわからないですけどこういうのは気持ちが大事(*´з`)

まとめ

多少隙間がある部分もありますが、精度はそれなりだと思いますがいかがでしょうか?

 

GTレイヤーのベースとは異なり、リングは比較的作成が容易だと思います。

チップが装着される部分もシンプルな構造なので簡単ですし、あとはどれだけカッコいい外周部分にするかだけです( *´艸`)

 

メタルを多量に含んでいるシャーシ部分が後付けできるので重量はもちろんのこと強度も上がるかなと期待です。

オリジナルベイを作るもよし、好きなベイをスパーキング化するのも良しで夢は広がりますね!

 

一応作成したデータをもとに印刷したものと、チップ・シャーシを取り付けたものを貼り付けますので参照ください!

これから3Dプリンターでオリジナルベイブレードを作成しようとしている方たちの参考になれば幸いです。

 

それでは良い3Dプリンターライフを!

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